12月, 2018年

保険の新常識⑦.⑧

7.ベテランほど見直すべき最新テクで保険料が割引

自動車保険

各社が注力するテレマティクス保険

■安全運転割引
カーナビアプリを使い、運転診断を受けます。
6(s)、7(s)等級での新規契約の場合、1年間のみ最大20%の保険料割引があります。

■優しい運転キャッシュバック型
専用の車載器を使い、運転のスムーズさを点数化します。
10日かつ20時間以上の運転内容により、年間の保険料を最大20%キャッシュバック。

自動車保険は運転技術の巧拙によって割引が利く「テレマティクス保険」が本格化。
これまで、事故歴に基づく等級や、走行距離数に応じた割引が主だった自動車保険の新潮流です。

GPS機能を備えたカーナビやドライブレコーダーなどの車載器情報端末を使って収集した走行データを、保険会社独自の最先端の技術で、安全運転のレベルを分析し、保険料を割り引く仕組みです。

従来の等級制度では、仮に営業車やレンタカーなどで運転実績があっても、初めて保険に加入する場合に考慮されませんでしたが、テレマティクスの導入によって、こうした層に対して、個人の運転技術や運転特性による保険料の割引が可能になりました。

また、配偶者を除く家族や、友人のクルマを借りて運転する機会の多い人向けに、24時間500円から契約できるセブンイレブンの「1DAY保険」がヒットを博しています。

1回の契約で運転者を最大4名まで設定できます。
最長で7日間分の契約ができるため長旅や帰省などにも使えます。

5月からローソンとミニストップでも東京海上日動火災保険「ちょいのり保険」が販売開始。
同居家族の運転頻度が低い場合は、あえて保険に加入せず、必要に応じて1日保険を使った方がコストを抑えられます。

8.医療保険を選ぶ新基準 3大疾病の”定義”を見る

医療保険

生命保険協会によると、13年以降に新規契約された生命保険のういち、トップに君臨するのが医療保険です。

それ故、この激戦区で各社がしのぎを削り、医療保険の使い勝手や保障範囲は急ピッチで進化しています。

そんななか、実は3大疾病と認定する範囲に、各社で違いが生じてきています。
もしも今、加入している医療保険の3大疾病の定義が狭いタイプであれば、見直しを検討する価値ありです。

一方、脳卒中の保障の穴は少ないです。
「くも膜下出血」や「脳内出血」といった重大な疾患も含むため、脳の疾患全体の72%をカバー。

脳血管疾患の方が確かに範囲は広いですが、必ずしも重視する必要はありません。
ただ、厚生労働省の国民生活基礎調査の概況によりますと、寝たきりの主な原因は脳血管疾患で、全体の3割を占めるという。

収入が途絶える引き金になるため、できるだけ一時金特約などで備えておきたいですね。

保険の新常識⑤.⑥

5.ネット保険=最も安いは現在は当てはまらない

ネット保険

ネット保険=安いのはなぜ??
それは保険の手数料部分といわれる付加保険料が低いことから、”ネット保険=安い”というイメージが定着しました。

しかし、定期死亡保険や収入保障保険の価格競争が激化しており、最安保険を探せば別にあるのが現状です。
定期保険は各社の商品内容に違いがなく、コストに対して手に入る保障がどれだけ安いかが肝となります。

「ネット保険は安い」という安易なイメージだけで契約するのは要注意ですので保障内容などよく調べましょう。

6.働けなくなるリスクをカバーする最低限の保障を得る新型がん保険

●医療保険に次ぐ新たな第三分野の保険が登場

第三分野の商品開発が進む「働けない」新リスクに対応

医療保険の契約数が頭打ちを迎え、保険会社が新たな商品分野を開拓。
死亡保険や医療保険ではカバーしきれない「働けない」状態の収入減に備える「就業不能保険」がヒット商品に上り詰めました。

近年、がんを中心に罹患後の生存年数の上昇傾向もあり、生き延びた場合の経済リスクに備える保険が必要とされています。

●仕事に就けないときにもらえる就業不能保険

病気やケガで働けなくなった場合に、一定額の給付金を受け取れる仕組みです。

会社員の場合は、最長1年の傷病手当金もありますが、それだけでは十分といえず、「民間の保険でカバーする必要がある」と専門家も口をそろえています。

単品で加入するものと、収入保障保険に就業不能保障を上乗せするタイプがあり、後者の方が保険料は割安です。

●がん保険で安く備える奥の手も登場

就業不能保険は、保険料が高いのがネックです。
そこで「がん保険」でがんによる収入減のみカバーする方法もあります。

「就業不能保険の支払い事由の約60%ががんによるもの」というある保険会社の調査報告もあり働けなくなるリスクの中でも最低限カバーしておきたい領域です。

検討すべきは、新タイプのがん保険です。
手厚い「抗がん剤治療給付」や生存にあわせて毎年支払われる「生存給付」を備える商品を選べば、罹患後の継続的な支払いが受けられます。

がん保険

まとめ

「働けないリスク」を回避する備えが「就業不能保険」です。

就業不能保険は病気やケガによって就業不能状態が一定期間継続した場合に給付される仕組みです。

支払い方式には年額、月額式などがあります。
商品によって、精神疾患への対応や在宅療養保障の可否の違いがあり、できるだけ給付のハードルが低いものを選びたいです。

ただし、安く見積もっても月額3,000円程度と保険料が高く、これまでの保険に上乗せして加入するには負担が大きい。
そこで、がん保険を代わりに使うという手もあります。

幅広い病気やケガには対応できませんが、単身者も含めて、優先順位の極めて高い保険といえます。

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